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第70回国連総会に提出された北朝鮮人権決議案が19日(米国現地時間)、総会傘下の第3委員会で採択に付される見通しだ。

北朝鮮の人権に関する決議案は、国連では2005年から10年連続で採択されてきたが、昨年からより関心が高まった。さらに、北朝鮮が猛反発していることから国連と北朝鮮の間で緊張した状態が続いている。

国際社会の関心が高まったのは、それまでは北朝鮮の人権改善を促す宣言程度にとどまっていた決議案が、昨年から「拷問」「公開処刑」「強姦」「強制拘禁」などの懸念を表明しながら、具体的な措置を要求したからである。

採択を前に、北朝鮮の李フンシク大使は米国ニューヨークの国連駐在北朝鮮代表部で記者会見を行い、「人権決議案は悪意が込められた誹謗中傷」と強く非難している。