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日本人拉致問題でスクープを放った東京新聞に、在日本朝鮮人総連合会が噛みついている。

東京新聞は、北朝鮮が国家主導で拉致をおこなっていたことを示す内部資料を入手。「抵抗したら殺せ」との内容が含まれたその衝撃的な資料をスクープしていた。

朝鮮総連の機関紙「朝鮮新報」(電子版)によれば、朝鮮総連は東京新聞の報道を受けて、代表者らが同紙の外信部長らと面会。「共和国(北朝鮮)を悪魔化するような記事は断じて許せない」として、厳重に抗議したという。

ところが、これを報じた朝鮮新報の記事はハングル版のみで、日本語版には掲載されていない。日本の世論を刺激するのを、恐れたのかも知れない。

ちなみに、朝鮮新報は北朝鮮系のメディアとしては少し変わった位置付けがされており、なかなか興味深い記事が少なくない。

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平壌に支局を置いているだけあって、現地の人々のインタビューも豊富だ。特に、ウェブサイトに乗せた「ご当地美女動画」は、韓国でも注目を集めた。朝鮮半島では昔から「南男北女」と言って北部には美人が多いとされている。そのイメージ通りのナチュラルな美貌が韓国受けするようだ。

さらに、その人気は中国にも飛び火し、「朝鮮推人気美女宣伝片」(朝鮮イチオシ人気美女PR動画)などと大々的に報道し話題になっている。

一方、国際情勢に対するかなりユニークな論調も、朝鮮新報の特徴のひとつである。

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たとえば、今年1月にフランスの週刊新聞シャルリー・エブドが襲撃された際には、なぜかテロリストよりも米国を猛非難する記事を掲載した。どうやら、「テロも悪いが米国の謀略はもっと悪い」とする北朝鮮本国の情勢観を反映して書かれているらしく、「ホワイトハウス陰謀論」まで含まれていてなかなか読ませる内容になっている。

これらの記事はいずれも、記者個人の自由な裁量で書かれているわけではない。北朝鮮当局と朝鮮総連本部、朝鮮新報本社、現地記者が綿密な打ち合わせの上で作成しているのであり、言わば北朝鮮の準公式メッセージなのだ。