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北朝鮮政府が最近、工場や企業所などで党員を対象にした講演会を開き、金正雲の後継に関する講義をしたと伝わった。

民間の対北放送局である‘開かれた北朝鮮放送’が22日に出した機関誌で、「北朝鮮政府が6月11~13日の間に、平北の新義州や平南のピョンソン、慈江道のソンKン、咸鏡北道の会寧、両江道の恵山など北朝鮮全域の工場や企業所で、党員に対する特別な講演会を開き、金正雲が後継者になると公式に通知した」と伝えた。

機関誌は「咸鏡北道の会寧市の複数の工場や企業所で、11~13日の間に党員全体に対して、『金正雲同志の領導に従って党の唯一思想体系を確固として打ち立てて、強盛大国建設の大門をぱっと開こう』という題の講演会が開かれて、金正雲の偉大さや業績について学習した」と話した。

平安北道の新義州でも、11日に複数の工場や企業所で同じ題で講演会が開かれ、新義州の役場では党生活をしている人民班の年配の党員のための党員講演会を、洞の党委員会が主導して開いたと伝わった。

これ以外にも、平安南道の平城や慈江道のソンKン郡、両江道の恵山市などでも金正雲の後継に関連した講演が開かれたと、北朝鮮の内部消息筋が伝えてきたという。

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開かれた北朝鮮放送のハ・テギョン代表は、「このように5つの道の工場や企業所で、金正雲に対する特別講演が開かれたのは、北朝鮮全域で金正雲が後継者になると公式に通知する作業が行われているか、じきに行われることを示唆している」と説明した。

こうしたことから、北朝鮮政府が後継者体制を構築するために、住民を対象に大々的に宣伝扇動を実施していて、特に後継者の業績作りや偶像化が本格的に進められていると思われる。