脱北者の18%, 外部のラジオ放送の聴取を経験

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ラジオをはじめとする様々な媒体を通じて、外部の情報が北朝鮮社会に提供されるようになり、いくつかの変化が現われているという証言が出ている。1つ目に、ラジオの普及率が高まって、また食糧難以後外部の世界との接触が増えて、外の世界に一度接した住民の外部の情報に対する渇望が高まっているという。2つ目に、外部の情報が住民たちの意識や生活パターンに影響を与えているそうだ。

韓国の歌を口ずさんだり、言葉遣いが韓国風に変わったり、外の社会の服装を真似たりと、北朝鮮の住民の日常生活に小さな変化が起きているという。3つ目に、外部の放送を聴く人が増えて放送を聞く頻度も増し、北朝鮮政府が住民に強制的に注入した統治イデオロギーが事実ではないということを少しずつ悟る人が増えてきたという。4つ目に、党や行政機関、保衛部で働いている幹部の中にも、ラジオを聴く人が増えているそうだ。

毎年様々な機関が実施している対北ラジオ放送の実態調査によると、外部のラジオを聴く北朝鮮の住民の数が増え続けている。またラジオを聴く住民は、北朝鮮社会が改革と開放に向かわなければならないという事実を悟るようになってきた。閉鎖された社会で生きている住民たちの目と耳になって、北朝鮮の住民の認識と生活を変えている対北ラジオ放送の質を高めて、北朝鮮の変化と朝鮮半島の統一の基盤を堅める時がきた。