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軍部が運営するガソリンスタンドは「復興(プフン)原油販売所」「三興(サムン)原油販売所」「強盛(カンソン)原油販売所」などと名付けられているが、いずれも頭に付く2文字は人民軍に所属する外貨稼ぎ会社の名前だ。軍傘下のガソリンスタンドは立地条件の良い場所に出店し、全国的な販売網を形成、すなわち「チェーン化」しているという。

ガソリンスタンドが増えた背景として、ロシアから安い原油が輸入され、ガソリン価格が下がっていることがあると見られる。

「現在のガソリン価格は、平壌で1キロ当たり0.7ドルで新義州は0.85ドル。昨年の同時期に販売されていた中国産の原油と比べると30%も安い」(情報筋)

また、近代的な「自動計算機」が導入されているという。

「私も少し前に利用したが、スタンドの奉仕員(店員)が給油したガソリンの数字を入力すると、液晶画面に価格が自動的に浮かぶ。軍も近代的な給油設備を導入したようだ」(情報筋)

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