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どうしてそうなってしまうのか。第1の理由は中国にある。

金正恩氏がいま最も恐れているのは、核開発やミサイル開発について国際社会から圧力を受けることではない。「人道に対する罪」を問われ、「処刑台」に送られることだ。

膨大な人々を「政治犯収容所」で拷問し、抑圧に抵抗する数百人もの人々を戦車で轢殺させるなどの残酷な所業は、そもそもは彼の祖父と父親の手によるものであり、正恩氏に直接の責任はなかった。しかし今では、彼自身の手も粛清した人々の血で染まっており、その証拠は衛星画像などによっても捉えられている。もはや、どんな言い逃れも通用しないというわけだ。

ところが周知の通り、中国もまた、国内に人権問題を抱えている。そういった国と歩調を合わせている限りは、金正恩体制の弱点に迫ることは難しいのだ。