韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と日本の安倍晋三首相、中国の李克強首相は1日午後、韓国・ソウルの青瓦台(大統領府)で首脳会談を行い、北東アジアの平和協力に向けた共同宣言を採択した。共同宣言の要旨は次の通り。

3カ国の協力は約3年半ぶりに開催された今回のサミットで完全に回復した。歴史を直視し、未来に向かうとの精神の下、関連する諸課題に適切に対処することや、2国間関係を改善し、3カ国協力を強化するため努力することで一致した。

◇北東アジアにおける平和と協力の実現

・3カ国首脳会談の定期的な開催を再確認

・日本による「世界津波の日」制定提案を踏まえ、津波対策の啓発を実施

◇共同繁栄のための経済的・社会的協力の拡大

・包括的かつ高いレベルの自由貿易協定(FTA)実現のため、3カ国FTA交渉の加速に向け一層努力

◇持続可能な開発の促進

・「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の正式な採択を歓迎

・国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議で、法的拘束力があり、全ての締約国に適用される合意に向けて協力

◇市民間の信頼と理解の向上

・2018年の平昌冬季五輪、2020年の東京夏季五輪、2022年の北京冬季五輪などを念頭にスポーツ交流を促進

・3カ国の人的交流の規模を2020年までに3000万人に増やすよう努力

◇地域・国際平和と繁栄に対する貢献

・朝鮮半島での核兵器開発に関連する国連安保理決議や6カ国協議共同声明が忠実に実施されるべきとの認識を共有。緊張を引き起こすいかなる行動にも反対。意味のある6カ国協議のための共同の取り組みを継続

◇次回会談

・2016年に日本が議長を引き継ぐことに期待する

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