朝鮮語には日本語同様に「敬語」や「タメ語」が存在する。韓国も北朝鮮も同じ朝鮮語を使っているが、敬語の使い方には微妙な差がある。

例えば韓国では、きちんとした店の従業員は、客が自分より年下であってもきちんと敬語を使う。

しかし「サービス」や「お客様は神様」という概念がなかった北朝鮮では、年下の客には「あんた、買うの?買わないの?」と、ぞんざいな言葉使いをするのが一般的だったが、そういった風潮も徐々に変わりつつあると平安北道(ピョンアンブクト)のデイリーNK内部情報筋が伝えてきた

「市場の商人は年下の客に対してはタメ語で接するのが一般的だったが、最近は事情が違う。例えば、50代の商人が20代の客に物を売る際に『安くしときますから、買ってくださいよ』と言った感じで敬語を使うようになった」(内部情報筋)