平壌のヒョンジェサン区域の普通江の堤防で、5月初めに社会紊乱強盗罪で2人の男性が公開銃殺されたという。この人たちはャン区域の市場で、7時~8時頃に商売を終えて帰る商人たちを刀で脅し、お金を奪ったそうだ。1人は網を使って、もう1人は刀で脅して7、8回にわたってお金を奪おうとしたため、錐垂ウれて追跡、逮捕されたという。
公開処刑はヒョンジェサン区域の普通江の堤防で、午後3時40分頃に罪目を公布した後行われた。銃殺刑だった。この人たちは、口にくつわを噛まされて木に首と腰、足を縛られていた。社会安全員の帽子をかぶった人が銃殺命令を下して、6人が3人ずつ2つの組に分かれて、1人が3発ずつ発射したという。罪人は1人9発撃たれた。頭、胸、お腹の順に撃たれて、腰がまがって倒れたという。死骸は麻の袋に入れて車で運んでいったそうだ。
公開処刑を見守った3千人以上の住民たちは、たんたんと眺めていた。解散後、帰る途中に罪もない住民だけが死んでいくとも話していた。銃殺しなければならない幹部の奴らはほうっておかれて、ばかな奴だけがやられると言い、住民は飢えているから罪を犯すのではないのかとささやいていたという。
[事件、事故]
○ 平壌で開かれた4.15記念行事の最中に祝砲の遠隔操縦機と雷管を紛失
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面平壌で4.15を記念して、大同江周辺で「花吹雪」(祝砲)を撃ったが、なかなかすごかったという。金正日も観覧したそうだ。だが問題は、「花吹雪」を打ち上げるための準備作業をしていた時に、遠隔操縦機と雷管4つが消える事件が発生したことだった。雷管2つは探し出したが、残りの2つは見つからなかったということだ。
保衛部は最初、「花吹雪」を設置した中国の技術者たちを疑ったという。だが、中国の技術者たちは、「私たちには祝砲は沢山あるし、盗んではいません。あなたたちが歩哨に立ったのでしょう。私たちが立ったというのですか」と主張し、自分たちではないと言ったそうだ。保衛部が盗んだ人を摘発するために大々的な捜査に入ったが、まだ見つかっていない。消息筋は、遠隔操縦機と雷管が無くなったら、しばらく金正日も公式の場に出ることができないだろうと話した。