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北朝鮮の対南戦略はしばらく緊張を高める方向に向かうと、韓国国防研究院のキム・ジンム博士が主張した。

キム博士は5日、大韓商工会議所で韓国国防研究院が主催して開かれた、「第2回北韓軍事フォーラム-2009年韓半島の軍事的緊張 : 診断と解法」というシンポジウムで、「北朝鮮が選択する当面の目標は、体制の安定の維持に総力を注ぐことにならざるを得ない」と語った。

また、「こうした状況で北朝鮮は絡崇ハり、核実験に続いて大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射、または濃縮ウラン工場の建設などを強行して、危機を高める可能性が高い」と語った。

キム博士は「北朝鮮が今回の核実験を通じて、体制の安全保障の最後の手段として、核兵器を選択したということを見せている」と言い、「国際社会の制裁があっても、核兵器を完成させることが、体制の安定を保障してもらえることだと判断したようだ」と強調した。

更に、「アメリカが北朝鮮の行動に対して、国際的な合意に基づいた対北制裁を強化すると思われる」と言い、「しばらく、米朝間に交渉の雰囲気が生まれるのは難しいだろう」と付け足した。

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国防大学のキム・ヨルス教授は、北朝鮮の武力挑発に対して、「北朝鮮の挑発の水準は、心理戦の水準ではない」と述べ、「1994年の危機よりも大きな危機的局面を醸成している」と主張した。

キム教授は「北朝鮮の南に対する挑発については、直ちにようちょう報復しなければならない」と述べ、「特に、西北海上の挑発とJSA内の挑発に対してはためらうことなく、事前に準備された行動指針(SOP)に従って直ちに対応しなければならない」と主張した。

更に、北朝鮮に対する国際社会の制裁について、「湾岸戦争の時に、国連安保理はイラクに対する『必要な手段』を使うことを決議するまで、およそ11の決議案を通過させた」と述べ、「2回目の核実験に対する安保理の決議案は、軍事的制裁までは行かないだろうが、北朝鮮がICBMを発射したり、3回目の核実験を敢行したら、北朝鮮に対する軍事的制裁を採択する可能性がある」と強調した。

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高麗大学行政大学院のユ・ホヨル院長は、北朝鮮の軍事的脅迫に対して緊張を緩和させるためには、「初期段階から国際社会との緊密な協力と共助体制の確立が必要」と述べた。

ユ院長は「北朝鮮は李明博政府に対する誹謗を続け、韓国に対する政治的、軍事的脅しのレベルを持続的に高めて、オバマ政府出帆以後、期待と観望の姿勢で、少しずつ非妥協的、挑発的な行動を見せている」と語った。