平壌市民の間では、将軍様の3番目のご子息が後継者に選ばれて、現在大将の称号(黄色い星4つ)をつけて、後継者授業を受けているという話でもちきりだ。軍隊と保安系統の幹部たちの間では、もう推戴されたとも話されている。軍隊では「白頭の血統を受け継いだ新星将軍、青年将軍、金正雲将軍を一つになってお守りしよう」というスローガンを叫んでいるという。
住民たちは金正雲が後継者だという話がでた後、「あの父親にあの息子なのに、見ていったい何を学んだというのか」と、知り合いどうし不満をもらしているという。金正雲は大学を7ヶ所も出た天才といううわさも流れているという。
○[平壌] 金正日は健康悪化にもかかわらず、行事に参加… 副官たちに支えられて記念写真を撮影
平壌市民たちの間に、「金正日の体調が悪い。体がよくなくて長時間歩くことができない。5年以上生きることができない」という話が広まっている。去年11月に第2経済委員会の責任者と技術者の大会に金正日が出たことがあったという。そこに参加した軍需工場の労働者が、大会の最後日の日程が終わって家に帰ろうとしていたところ、突然上からきちんと服を着て待機しなさいという指示が伝わった。
参席者たちのポケットの検査があって会場が整備された後、金正日がやって来て記念撮影をしたという。この時、金正日は副官たちに支えられながら出てきて、椅子に座って写真を撮り、手を振ってから出て行ったそうだ。労働者たちには、将軍様が1人であらゆる仕事を処理なさるので、たくさん気を使ってお体が悪いと言ったという。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面中間幹部や大学生、中国やロシアに行って来た人の間では、「金正日が早く死ねばよい暮らしができる」という話が、私的な集まりで露骨に交わされているという。昔と比べて、人民たちが金正日に対する不満を露骨に表現することが、自然に見られるという。
○ [茂山と清津] 市場の人は後継者問題についてほとんど知らない
茂山と清津の市場には、後継者問題に関する消息が伝わっていないという。商売をする人のほとんどが、後継者問題について知らないそうだ。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面○ [沙里院] 沙里院の党員は「講演綱領」を通じて後継者の消息に接した。
沙里院では3月29日に、武力部所属の党員から後継者が確定したという話を聞いた。4月10日には、一般の党員からも後継者が確定したという消息を伝え聞いた。彼らは、「講演綱領」に収録された内容については明らかにしなかったが、「お慕いする金大将」という表現が書かれた「講演製鋼」を直接見たそうだ。
党員たちの間では、後継者の内定が確定したといううわさが広まった。後継者は金正日の息子で、名前は分からないが若い人ということだけ知られているという。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面○[恵山] 軍隊内で教育… 金正雲後継者について
軍隊内でも、後継者が将軍様の三男、金正雲という内容の教育が行われたそうだ。この内容は、普段から親しい軍隊の中隊長から出た話だという。
軍隊にいる人を除いて、一般の住民たちはまだよく知らす、市場でも特に聞かれる話はまだないという。