数十年間、生死さえ分からなかった血肉が互いに会って温かい情を分かち合う姿を見ながら、全同胞は祖国統一の切迫さをさらに肌で感じており、この和解の雰囲気が豊穣な結実につながることを期待している。
南朝鮮の軍部ごろの今回の軍事的挑発は、せっかくもたらされた関係改善の雰囲気を壊して北南合意の履行過程を完全に破たんさせようとする不純な目的から働かされた危険極まりない妄動である。
今回の事件は、朝鮮半島の平和を破壊して緊張を激化させる挑発者、北南関係破たんの張本人が誰なのかをよりはっきりと示している。
南朝鮮の軍部ごろが祖国統一を願う民族の志向と念願に逆行して無分別にのさばる限り、北南関係の改善どころか、戦争の惨禍しか招くものはない。