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北朝鮮による拉致被害者の救出を促す大規模な‘国民大集会’が22日午後、東京で開催された。

日本の‘拉致被害者家族会’や‘拉致被害者を救う会’などの主催で千代田区の日比谷公会堂で開かれたこの日の集会には、安倍晋三総理、塩崎恭久官房長官、中川昭一自民党政調会長をはじめとする2千人余りの市民が集まったと、日本のメディアが報道した。

この席にはルーマニアとタイ, 韓国の拉致被害者の家族も参加、拉致問題解決のための国際的連帯の強化を約束した。集会では拉致被害者が全員帰国するまで北朝鮮に対する制裁を強化し、アメリカが北朝鮮に対するテロ支援国指定を解除しないことを要求する決議が採択された。

安倍総理は“拉致問題の解決なしに国交正常化はない”という立場を再び確認し、“鋼鉄のような意志で、この問題が解決されるまで、最後まで努力する”と強調した。

塩崎官房長官も、“拉致問題は国際的問題であり、解決しなければならない。主要国の首脳会談でも議論されるようにする”と、来る6月にドイツで開催される先進8ヶ国(G8)首脳会談で拉致問題を案件として上程することを示唆した。

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日本の拉致被害者の象徴、横田めぐみさんのお父さん滋さんは、“日本が原則を守ったら(拉致被害者問題は)必ず解決されると信じている”と強調し、お母さんの早紀江さんは“最悪の状況から子供たちを自由にしたい”と訴えた。

ルーマニアの拉致被害者であるドイナ・ブムベアさんの弟、ガブリエル氏は、“拉致被害者問題を解決するために努力する立派な国民に会えて嬉しい”と述べ、“愛する家族が一緒に住むことができることを祈っている”と語った。

タイの拉致被害者、アノーチャ・パンチョイさんの親戚、パンチョン・パンチョイ氏は、“私たちはアノーチャが北朝鮮で生きていると確信している。近いうちに帰って来ると信じている”と明らかにした。

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拉北者家族協議会のチェ・ウヨン名誉会長は、“すべての家族は春が来るはずだという希望を失っていない。これから連携して熱心に闘おう”と強調した。韓国の拉北者家族の代表は、拉北者家族協議会のイ・オクチョル新任会長、朝鮮戦争拉北者家族協議会のイ・ミイル会長などが参加した。

一方、安倍総理はこの日、拉致被害者の家族と持った午餐会で、27日のブッシュ、アメリカ大統領との首脳会談で、拉致被害者問題を議論すると明らかにした。

安倍総理は“この10年間、拉致問題は世界に広まり、国際的な主要問題になった”と述べ、“私たちは他の国々と協力して、問題を解決しなければならない”と語った。

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これに対して拉致被害者の家族は、“アメリカが北朝鮮をテロ支援国家のリストから除外しないように要請してほしい”と述べた。