北朝鮮の朝鮮中央通信と労働新聞は23日、金正恩第1書記が「金鍾泰(キム・ジョンテ)電気機関車連合企業所」を訪れ、新しく作られた地下鉄用電車を見学したことを報じた。

20151022金正恩地下鉄視察01

同通信によると、金正恩氏は地下鉄用電車について「大衆交通手段としての特性と近代的美感に合わせて形と色をよく選定した」と賞賛しながら「すべてをわれわれの力と技術で朝鮮式につくってこそ、それがより貴重で甲斐があるという哲理を輸入病にかかった一部の人々に百、千の言葉ではなく、実践で見せるためであった」と自前で製作したことを強調したが、導入前の新車にもかかわらずタバコを指にはさんで車内を見学した。

20151022金正恩地下鉄視察02

視察には呉秀容(オ・スヨン)氏、趙甬元(チョ・ヨンウォン)氏が同行した。

20151023金正恩地下鉄視察03

朝鮮中央通信の報道全文は次の通り。

金正恩元帥が新製作の地下鉄用電車を見る

【平壌10月23日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党第1書記、共和国国防委員会第1委員長、朝鮮人民軍最高司令官の金正恩元帥が、金鍾泰電気機関車連合企業所を訪ねて新しくつくった地下鉄用電車を見た。

金正恩元帥は、新しくつくった地下鉄用電車の形と色、技術的特性、設備の質について具体的に調べた。

地下鉄用電車が本当に格好いいとし、大衆交通手段としての特性と近代的美感に合わせて形と色をよく選定したと語った。

地下鉄用電車の運転が便利であるように近代的な電動機とブレーキおよび操縦装置を製作、設置し、乗客の便宜を図って設備と運行情報装置も立派につくって設けたと述べた。

地下鉄用電車をはじめ大衆交通手段をより多く、より立派につくることによって金日成主席と金正日総書記の人民愛の崇高な志を輝かしく現実化しなければならないと強調した。

金鍾泰電気機関車連合企業所と関連部門が今回収めた成果に基づいてより高い目標を定めて、世界的水準の地下鉄用電車をつくるためのたたかいを力強く展開しなければならないと述べた。

金正恩元帥は、空にはわれわれが製作した飛行機が飛び、地下ではわれわれがつくった電車が走ることになったとし、自身が地下鉄用電車の開発、生産をたいへん重視したのは英雄的金日成・金正日労働者階級と愛国的な科学者、技術者のようにすべてをわれわれの力と技術で朝鮮式につくってこそ、それがより貴重で甲斐があるという哲理を輸入病にかかった一部の人々に百、千の言葉ではなく、実践で見せるためであったと語った。

そして、地下鉄用電車の開発者たちに自身のあいさつをきっと伝えてほしいと頼んだ。

金正恩元帥は、朝鮮式の新しい地下鉄用電車をつくり出した同企業所と関連部門の幹部、科学者、技術者、労働者に朝鮮労働党の名義で感謝を贈った。

金正恩元帥は、同企業所の党員と労働者が今後も電気機関車、客車、地下鉄用電車をはじめ車両の生産において自分らに課された栄誉ある使命を全うしていくとの期待と確信を表明した。

朝鮮労働党中央委員会の呉秀容書記、党中央委員会の趙甬元副部長が同行した。

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