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韓国紙、東亜日報系のテレビ局・チャンネルAは7月3日、北朝鮮のパク・スンウォン朝鮮人民軍上将が4月末~5月初めごろ、ロシア・モスクワにある第三国の大使館に駆け込み韓国に亡命を申請したと報じた。

これは、玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)前人民武力部長の粛清時期と重なる。同僚が、大口径の高射銃で文字通り「ミンチ」にされ殺されたと知れば、いかなる大物と言えど亡命に走ってもおかしくは無い。

パク氏は、朝鮮人民軍総参謀部の副参謀長などを歴任した人物で、事実なら北朝鮮の軍事機密が韓国に筒抜けになっていることを意味する。

これに対し北朝鮮メディアは、亡命説は「対決に狂った者どもの虚しく馬鹿げた夢」であるとして、猛然と反論している。