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これは丹東から20キロ以内に住む住民に限り、1日8000人民元の範囲内で北朝鮮から買い付けた商品を販売できるという免税市場だ。同様の市場は中朝国境の東端、吉林省延辺朝鮮族自治州の図們市など、中国全国の77ヶ所に開設されている。

丹東の貿易区で実際に取引が始まるのは、来年4月以降になると思われる。

この市場について情報筋は「外貨稼ぎを至上命題としている北朝鮮の幹部は、この市場を通じて韓国企業との取引も期待しているようで『韓国ともビジネスを行え』と暗に指示された」と伝えた。

一方、フジテレビによると、博覧会に出展している「朝鮮療峰有色金属合営会社」のブースから放射性物質が発見され、ブースが閉鎖させる一幕もあった。

金正恩氏が政権について以降、北朝鮮と中国の関係は悪化の一途をたどっているが、10日に平壌で開催された朝鮮労働党創立70周年を記念する軍事パレードにた中国共産党の劉雲山政治局常務委員が出席し、金正恩氏との会談を行ったことで、中朝関係の改善に期待が寄せられている。