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多くの科学者や技術者は「白頭山発電所は問題だらけで経済性がない」と指摘していたが、「建設が途中でストップした理由も、経済性がないと見られていたからではないか」と情報筋は見る。

しかし、金正恩第1書記は、そうした意見を無視して建設を強行。高級幹部の粛清、処刑が相次ぐ中、とても金正恩氏に意見を言える雰囲気ではないため、誰も止められずに工事が進んでしまったのだ。

情報筋は「そのうち、発電ができないなどの問題が発生し、放置され廃墟となるのではないか。そうなれば、国営メディアからも姿を消すだろう」と語った。また、建設を強行した金正恩氏は、別の人に責任をなすりつけるだろう。

しかし、13年間という長期に及んだ建設期間中、労働力や金品の供出を要求され続けた地域住民からは怒りの声が上がっている。