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アメリカのヒラリー・クリントン国務長官が27日に、北朝鮮の2回目の核実験と短距離ミサイル発射と関連し、誤った行動には相応しい結果が必ずあると述べ、断固とした態度を見せた。

クリントン長官はエジプト外務長官との会談後に開かれた記者会見で、「北朝鮮は国連安保理の決議に違反して、国際社会の警告も無視した。さらに6カ国協議の約束も破棄した。こうした行動にはそれに相応しい結果が必ずある」と強調した。

クリントン長官のこうした発言は、北朝鮮の2回目の核実験の直後に素早く安保理会議の招集を要求して、新たな決議案の採択に取り組んでいる時に出たものであり、北朝鮮の「誤った行動」に厳しく対応するという意味と思われる。

さらに、アメリカの国務省と財務省はテロ支援国再指定や金融制裁など、独自の制裁を検討している。先月5日にあった長距離ミサイルの発射や6カ国協議からの脱退、2回目の核実験など、北朝鮮が挑発の強度を徐々に高めているため、制裁もそれに合わせてとられると予想される。

外交官の目的は、北朝鮮をコントロールして6カ国協議の約束を履行させることだ。

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クリントン長官は「北朝鮮が6カ国協議に復帰することを期待している。また、非核化のために努力しているという結果も期待している」と言い、北朝鮮との対話の再開を望んでいることをほのめかす発言もした。

また、韓国のPSI全面参加を北朝鮮が宣戦布告と見なし、軍事的対応をとると発表したことについて、「北朝鮮が周辺国に対して挑発的で好戦的な手段を取っている」と指摘し、アメリカは日本や韓国と結んだ防衛公約を確実に履行すると強調した。

アメリカのオバマ大統領は、北朝鮮が2回目の核実験を行った翌日である26日に、李明白大統領との通話で、「アメリカの軍事力と核の傘は韓国を保護できるくらい大きい。韓国国民にこの事実についてはっきりと伝えたい。特に、北朝鮮の指導者もこのことを理解するよう望む」と話したという。

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クリントン長官はまた、北朝鮮が2回目の核実験を行った直後に、中国やロシアを含めた国際社会が1つになって北朝鮮を非難したことに対して満足の意を示した。