人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

「国全体の経済悪化により、人を捕まえることが仕事の保衛部ですら、運営資金が確保できず、独自の外貨稼ぎに乗り出したようだ」(RFAの情報筋)

こうした保衛部の外貨稼ぎビジネス進出をめぐり、住民の間で相反する見方が出ている。

「莫大な権力を持った保衛部に、ビジネスチャンスを奪われてしまうのではないか」と、不安視する声がある一方で、「保衛部もメンツがあり、堂々と『密輸』はできず、一般の密輸業者に依頼せざるをえない。業者は保衛部のお墨付きをもらって密輸ができるので、さらに儲かるだろう」という期待の声もある。

中国の対北朝鮮情報筋は、「保衛部と既存の外貨稼ぎ機関との摩擦が予想される」と語る。