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「(金日成氏、正日氏の)銅像や普天堡戦闘勝利記念塔、スタジアムがある市内中心部の恵明洞(へミョンドン)、塔城洞(タプソンドン) はもちろん、郊外の江口洞(カングドン)でもマンション建設が行われている」(デイリーNKの内部情報筋)

マンション建設は、北朝鮮在住の華僑の投資で行われている。華僑らは、まず一戸建ての家を安く買い取る。一戸建ては、恵山駅前や城後洞(ソンフドン)の農林大学の付近で2万5000元(約47万円)、連峰1洞(リョンボンイルトン)の市場のそばで2万元(約38万円)、同じ町内の市場から離れたところで5000元(約9万4000円)で取引されている。

次に、一戸建てを取り潰して跡地にマンションを建設する。つまり「地上げ」だ。

高層マンションの多い新義州と異なり、恵山では5~6階建ての高さの低いマンションが一般的だ。情報筋はその理由について明らかにしていないが、電気難で、エレベーターや水道がまともに使えないからだろう。