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北朝鮮の新義州の市場の物価は、今年の第一四半期は安定の動きを見せていることが分かった。

北朝鮮民主化ネットワーク(理事長ユ・セヒ)が19日に公開した市場の物価の調査資料によると、新義州の米1キロの価格が1月には830ウォンだったのが、3月末には800ウォンと小幅下落した。30ウォン程度の価格の変動は1日でもあり得るため、これは米の価格が今年の初めと比べて、あまり差がないという意味だ。

中国産の米の価格は1月の800ウォンから700ウォンに下落し、韓国産の米の価格は850ウォンの水準を維持している。

市場で米は物価の基準になる。一般的に、地域内の米の生産及び流通量、国境と内陸の違いによって、100ウォンから200ウォンまで差がある。

米の価格は北朝鮮国内の生産量、季節、国際社会の支援、中国との交易量などによって左右される。新義州は交易量が多い国境の町で、穀倉地帯にも近いため、米の価格と工業生産品が安い地域の一つとして知られている。

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同ネットワークは“北朝鮮政府が国家の配給を実施していないため、大多数の新義州の住民は市場で食糧を購入している”と述べ、“今年の第一四半期の米の価格が800ウォン代と安定の動きを見せているのは、北朝鮮国内の米の需要をまかなえる十分な供給が成り立っているからであると思われる”と説明した。

更に、“北朝鮮でも米の生産量が昨年に比べて少ないといううわさが流れれば、買いつなぎや販売の保留などの措置が行われるが、今までこのような気配はなかった”と言い、“こうした安い値段で安定していることは、世界食糧計画や国内の対北支援団体が主張する‘食糧100万トン不足説’が、現実と大きく乖離していることを反証するものである”と主張した。

北朝鮮の底所得層の主食であるとうもろこしは、市場で今年の初めに340ウォンであったのが、3月末には350ウォンと小幅上昇するにとどまった。また小麦粉は900ウォンから1000ウォン、塩は230ウォンから250ウォンと小幅上昇し、豚肉は2500ウォンから2200ウォン、たまごは250ウォンから180ウォンに小幅下落した。

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これ以外にも、豆油は1月の3300ウォンから3000ウォンに価格が下がり、塩は230ウォンから250ウォンに小幅上昇した。

北朝鮮の貨幤の為替は3月に入って安定の動きを見せている。今年初めには1ドル3270ウォンだったのが、3月末には2940ウォンに下落し、中国人民元も425ウォンから367ウォンに下落した。これは物価の安定により、インフレがおさえられていることを示している。

一方、新義州から南に2時間の距離に位置するクァクサンの米1キロ の価格は3月末に800ウォン、韓国産は900ウォン、中国産は750ウォンと、新義州に似ていた。とうもろこしと小麦粉、豚肉もそれぞれ350ウォン、1000ウォン、2300ウォンと、新義州と大きな差はない。

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▲ 2007年3月末の北朝鮮の新義州/クァクサンの市場の物価