中国当局がスパイ容疑で日本人2人を拘束した件を巡り、引き続き様々な情報が飛び交っている。

デイリーNKジャパンでは主要各紙の報道前から、5月に2人拘束、6月にさらに複数が拘束されたものと把握していた。しかしその後、拘束されているのは5月に捕まった男性2人に加え、もう1人の計3人であるということで、情報が落付いてきたようだ。

気になるのは、日本政府も中国政府も、彼らの素性を具体的に明かそうとしないことだ。それはつまり、彼らの素性を巡り、これから日中間で何らかの駆け引きが行われる可能性を示唆している。

仮に、ここで中国側に挙げ足を取られるようなら、安倍政権は手痛いダメージを被ることになる。あるいは、この事件にからんで政府機関内に何らかの統制ミスがあったとすれば、その責任の所在を巡り、政権が揺らぐ事態に発展する可能性すらあるだろう。

いずれにせよ、報道こそしていないものの、メディアはすでに3人の氏名を概ねつかんでいる。