金章洙(キム・ジャンス)駐中韓国大使は18日、中国・北京の大使館で開かれた国政監査で、「中国は(北朝鮮に関係改善)信号を送っているが、北朝鮮が全く対応していない」と述べた。
韓国の聯合ニュースなどによれば、金大使は「(最近)中国の外交当局から局長クラス以上が北朝鮮に行き、交流したという話を聞いたことがない」とし、「軍事交流も2012年までは(中国から)軍事委主任、副主席などが訪問し、(北朝鮮から)人民武力部代表団が中国に来ていたが、2013年から2014年にかけてはそのような関係が全く確認されていない」と話した。
拉致工作員の拘束「聞いていない」
また、9月3日に行われた対日戦勝70周年記念行事に際して訪中した崔龍海(チェ・リョンヘ)労働党書記も、現地で個別に会った当局者はいなかったと見られるという。