北朝鮮の金正恩第1書記は8日、シリアのバッシャール・アサド大統領の50歳の誕生日(9月11日)に祝電を送ったが、これに対して、アサド大統領から正恩氏へ答電が送られてきたことを朝鮮中央通信が15日付で報じた。

金正恩第1書記(資料写真)
金正恩第1書記(資料写真)

正恩氏からアサド大統領への祝電は、労働新聞1面(9日付)に掲載されるなど異例の報道だったが、今回の答電からも、二人の親密さが格別であることがわかる。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

金正恩国防第1委員長にシリア大統領から答電

【平壌9月15日発朝鮮中央通信】朝鮮国防委員会の金正恩第1委員長に11日、シリアのバッシャール・アサド大統領から答電が寄せられた。答電は、次のとおり。

親愛なる閣下

わたしは、閣下がわたしの誕生50周年に際して祝賀を送ってくれたことに深い謝意を表す。

わたしは、シリア・アラブ共和国の自主権と独立、領土保全と人民の安全を害しようとする横暴な戦争に立ち向かって戦っているわが人民の闘争を支持してくれている閣下の真実な感情と確固たる立場をよく知っている。

わたしは、閣下がテロとその背後にいる敵対勢力を撲滅しようとするわが軍隊と人民の力を確信していることについてありがたく思っており、われわれの正義の偉業を支持し、わが国が試練に打ち勝つことを願う貴方の崇高な立場を高く評価する。

わたしはこの機会に、わが両国人民間のきずなと数十年間にわたるわれわれの共同闘争がより強化されるという確信を表明しつつ、両国間の特別な関係を両国人民の利益に合致するように発展させていくために引き続き共同で努力していくということを確言する。

わたしは、閣下が健康で幸福であることと、あわせて友好的な貴国人民に福利と安定、繁栄があることを願う。

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