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・後継者をめぐるもう1つのうわさ… 金正雲, 中将の階級章をつけて保衛部の会議に参加

・体制を取り締まるために保衛部に力を与える金正日… フォルクスワーゲンを贈り物として支給

・平壌市に行った内部消息筋によると、最近国家安全保衛部の立場が非常に高まってきているという。この消息筋が会った国家安全保衛部の軍事管理所の外貨稼ぎ機関の関係者によると、最近国防委員長の保衛部に対する配慮が高まっていて、随分神経を使ってくれるという。例として、軍の保衛部の保衛部長に去年12月頃にソナタの模様の車(丸い模様にWWの文字が入っているという説明-フォルクスワーゲン車を指す)が贈り物として支給されたという。数年前から国家保衛司令部が該当機関の検閲事業を進めたが、この過程でわいろをはじめとする各種の非理が発覚したそうだ。非理が明らかになったのは、金正日に対する信頼が薄れているからだと思われるため、金正日が取り締まりの一環として保衛部に対する配慮に比較的力を注いでいるということだ。

・こうした中、国家安全保衛部の外貨稼ぎ機関の関係者は、後継者と言われている金正雲が「中将の階級」をつけて保衛部の会議に参加したという話を聞いたという。この人は金正雲の年は33歳だと聞いていると言い、顔はよく分からないと話した。保衛部内では、金正雲は後継者授業を保衛部から行うのではないかという話が出ていて、保衛部の立場が一層高まることになりそうな雰囲気を歓迎しているそうだ。

・消息筋はまた、金正雲が砲司令部隊系統の軍部隊で後継授業を受けているといううわさもあると言った。こうした証言をまとめると、金正雲が後継者に指名されたことを知っている人は多いが、実際に後継者の過程(後継者授業)がどのように行われているのかということについては、うわさや説が流れている程度だと思われる。

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[物価と市場、配給の状況] 平壌の物価は安定…ちゃんとした配給はなし


・平壌の市場、国家の制限価格を気にせず商売

・品物の中には、市場管理召命と言われて市場で禁止されている商品(中国産と国産に区分して、200種類以上の項目)がある。市場で売ることができる品物には制定された価格(制限価格)がついているが、これを無視して制限価格ではなく、市場価格で品物が取り引きされていて、相変らず商売は行われているという。

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・平壌では3月まで一定の量を配給…4月からはきちんと配給されていないようだ

・3月下旬まで、平壌市では一定量の配給があった。4月の糧政事業所の見積りによると、5日分を与えることになっていたが、4月5日現在まで米の配給票を供給していないという。糧政事業所では1ヶ月に2回(月の初めと15日頃)配給があり、毎回見積もり浮ェ出るが、米の価格には影響がないそうだ。党の指示に従って企業所や職場、軍隊ごとに分けあって解決しなさいという方針が出て、市場価格にも影響を与えている。

・海州、沙里院、新義州の市場… 特別な統制も取り締まりもなし

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・海州、沙里院、新義州の市場はほとんど統制されていないため、市場は変わらず正常に運営されている。