韓国海軍は、海上自衛隊が来月18日に開催する「自衛隊観艦式」に韓国型駆逐艦「大祚栄(テジョヨン)」(45000t級)を派遣する。自衛隊の観艦式に韓国海軍が参加するのは13年ぶりで、2回目となる。

韓国海軍駆逐艦「大祚栄(テジョヨン)」(資料写真)
韓国海軍駆逐艦「大祚栄(テジョヨン)」(資料写真)

駆逐艦派遣については、今年5月、4年ぶりに行われた日韓防衛相会談のなかで合意されていた。また、「日韓捜索・救難共同訓練(SAREX)」も実施される。人道的次元で隔年で実施してきたSAREXは、今回で9回目となる。

海上自衛隊の公式サイトによると、米国、韓国、オーストラリア、フランス、インドなどの艦艇が参加する予定だ。

ここ数年、日韓は歴史認識などをめぐり関係が悪化。朴槿恵大統領が、今月3日に開かれた中国「抗日戦勝行事」に出席したことをめぐり、日本から批判する声が出るなど、関係改善にはまだまだ時間がかかると見られていたが、軍事交流に関しては、5月に行われた防衛相会談をきっかけに下半期からの本格的な再開へ向けて両国は動いていた。

一方、韓国メディアの一部からは、「日韓の歴史問題が解決されていないなか、軍事交流を行うことは適切なのか」という声や「自衛隊が誇示する観艦式に参加して安倍総理に査閲(※注)される韓国軍」と、駆逐艦派遣を批判する意見も見られる。

※査閲…軍事教育の成績を査閲官が実地にしらべること。

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