韓国には、KBS、MBC、SBSの地上波3大ネットワーク、JTBCなど4つの総合編成チャンネル(地上波に匹敵する規模だが、ケーブルテレビや衛星放送でのみ放送する局)に加えて、100以上のケーブルテレビチャンネルがあり、ドラマ、バラエティ、音楽を放送するチャンネルだけでも70ほどだ。
放送局すべてがドラマやバラエティを制作しているわけではないが、クオリティもコンテンツ供給能力は膨大で、朝鮮中央テレビには勝ち目はない。
違法コンテンツにもかかわらず、普通に韓流ドラマを視聴する北朝鮮住民。その理由について情報筋は次のように答えた。
「ごはんを食べている人に『なんでごはんを食べるのか』と尋ねるようなものだ」(情報筋)