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特に、去る２日には海外訪問に出た南朝鮮の執権者が「北の非武装地帯挑発事態」「いつでも緊張を高調させかねない」などと言って最近に生じた事態の真相をわい曲したばかりでなく、誰それの「建設的役割」までうんぬんしてわれわれを甚だしく侮辱する極めて不作法で、初歩的な政治的知覚もない詭（き)弁を並べ立てた。

内外が一致して評しているように、われわれは今回、わが民族の根本利益と全同胞の念願を反映して徹底した自主的立場に立って主動的に北南高位級緊急接触を提起し、誠意ある努力を傾けて朝鮮半島の平和と北南関係の改善のための劇的転換の契機をもたらした。

南朝鮮の執権者がこのような厳然たる事実をねつ造して海外に出てまで秋波を送りながらひねくれた言葉を並べ立てたことを見ると、口先では和解と協力をうんぬんしているが、本心は誰それに頼って同族対決だけを追求しているということを如実に示している。

下級でいろいろと不穏当な妄言が吐かれていることも問題であるが、執権者まで北南合意精神に抵触し、時代の流れに逆行する無責任な発言をはばかることなく吐いているのは、当面の北南関係の日程さえ見当がつかないようにする極めて深刻な事態である。