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中国の習近平国家主席夫妻は、抗日戦争勝利70周年記念式典に出席するために北京を訪れた各国首脳や代表団、国際機関の代表を出迎えた。国営の中国中央テレビは、その様子を生中継した。

韓国の朴槿恵大統領は黄色いドレス姿で習主席夫妻と握手を交わした。

一方、北朝鮮の崔龍海(チェ・リョンヘ)労働党書記は、朴大統領よりも前に習主席夫妻に出迎えられた。最後に出迎えたのがロシアのプーチン氏であることから、後に出迎える首脳や代表ほど重視しているとみられる。

軍事パレードが開催されると、各国首脳は天安門の壇上に登ったが、習近主席を中心に、左手には中国政府関係者が、右側には各国首脳が並び立った。朴大統領は、ロシアのプーチン大統領を挟んで2番目の位置に立ったことから中国が韓国を重視していることがわかる。

一方、崔龍海氏は、朴氏の一列後ろの右端だった。崔氏は、代表団の団長であり外交儀礼上、各国首脳と同級扱いされることはないとはいえ、右端という立ち位置は、冷え込んだ中朝関係を端的に現していると言えよう。