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北朝鮮の金正恩第1書記は、先代の金日成・正日氏の政策やスローガンを理由なしに変更、または廃止することが多く、住民の不評を買っていると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

その年の基本方針を明らかにする「新年の辞」だが、今年、金正恩氏は植民地支配からの解放を意味する「祖国光復」を「祖国解放」と表現。正恩氏が、表現を変えた意図は不明だが、北朝鮮のメディアは、それ以後、一斉に8月15日を「祖国解放記念日」と呼ぶようになった。

しかし、北朝鮮では、朝鮮戦争を「祖国解放戦争」と呼ぶことから、ややこしくなったと咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋が語る。

「第二次世界大戦終戦の8月15日を『祖国解放記念日』と呼んでしまうと、『祖国解放戦争』(朝鮮戦争)という名称と合わなくなるので、住民達も混乱している」