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「軍事境界線に近い江原道(カンウォンド)に突撃隊(建設労働者)として派遣されている息子から電話で聞いたが、最前線の朝鮮人民軍第5軍団砲部隊が、砲台陣地をまともに構築できなかったらしい」

野戦砲を運ぶ車両の半分以上が故障やガソリン不足が理由だったが、この状況を補うため、金正恩氏肝いりの洗浦(セポ)台地の協同農場で働く突撃隊員やトラクター車両を総動員した。現場の兵士達は「もし、本当に戦争が起きていたなら、あっという間にやられていただろう」とため息を付いている。

第5軍団は、「第549大連合部隊」と呼ばれ、2013年6月2日と昨年には金正恩氏が現地指導を行っている。昨年の現地指導の際には、金正恩氏自らが砲射撃訓練の指揮をした部隊にもかかわらず、このような有様なので、他の部隊は言うまでもない。