韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率が、今年最高の50%近くまで上昇。先週に比べて15ポイントも急上昇した。
韓国の世論調査会社「ギャロップコリア社」が、8月25日から27日まで韓国全土の成人男女1004人を対象にアンケート調査をした結果、肯定的評価は49%で否定的評価は44%だった。
「肯定的評価」の理由として38%が、北朝鮮に対する安保政策を評価した。上昇の理由となった南北高官会談については、回答者の65%が「よくやった」評価し、「よくなかった」は16%に過ぎなかった。
韓国は、先に行われた南北高官会議によって北朝鮮から「遺憾の意を表する」と事実上の謝罪を引き出すことに成功したが、こうした結果が支持率の急上昇に現れたと見られる。
朴大統領の、支持率が不支持率を上回るのは昨年11月以来だ。この間、MERS問題などで支持率が29%まで下落。回復の兆しが一向に見られなかっただけに、朴大統領からすれば一安心といったところだろう。
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