チェ代表は“1998年以後、チェさんを北朝鮮から脱出させるために、奥さんと様々な努力をした”と語り、“去年の9月に、韓国の家族の写真とメッセージを送ったが、チェさんがこれを見て北朝鮮脱出を決心した”と明らかにした。
チェ代表は、“チェさんの保護と入国のために、統一省に正式公文書を送った”とし、“しかし、消極的な姿勢を見せており、チェさんの入国が遅れている”と指摘した。
一方、チェさんによれば、一緒に拉致されたチョンワン号の船員、パク・サンウォンさんは金策市で暮らしていた1998年に死亡したということである。チョンワン号の船員33人の中で、今まで帰還した人は、去年入国したコ・ミョンソプ(63)さん唯一人である。
[金龍勳記者]