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こうした状況について、中国・丹東から入ってきた貨物を自前のソビ車で平壌、平城(ピョンソン)、南浦(ナムポ)まで運ぶ仕事をしているAさんは、RFAに次のように語った。

「去年までは、貨物の量が多く『ギャラは、多めに払うから速く運んでくれ』という荷主もいるなど完全に売り手市場だった。しかし、今年に入ってからは、むしろこっちが荷主を探しまわっている」

「トラックバスの場合、上客である商人の数はそんなに増えていないのに、バスの数ばかり増えて苦しくなっている」

「乗る人が少なくても車両を登録している機関には、毎月上納金を払う義務がある。これも負担になってきた」

どうやら、北朝鮮運送業のなかで「パイの取り合い」がはじまっているようだ。さらに、ここ数週間は、南北の軍事的緊張の高まりが、悪影響を及ぼしているという。

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