軍事衝突の緊張が高まるなかで行われていた北朝鮮と韓国の南北高官会談が25日未明、双方の合意に達し、軍事衝突の危機は回避された。

合意に達した南北高官。左から金養建(北)金寛鎮(南)黄炳瑞(北)洪容杓(南)/韓国統一部フェイスブックより(敬称略)
会議に参加した南北高官たち。左から金養建(北)金寛鎮(南)黄炳瑞(北)洪容杓(南)/韓国統一省フェイスブックより(敬称略)

北朝鮮は、地雷爆発で韓国兵士が負傷した件について「遺憾の意」を表明、韓国は対北宣伝放送の中止に同意。南北が共同声明文を発表した。声明文は、北朝鮮が25日午前2時に、韓国は3分遅れて2時3分に発表された。

北朝鮮の朝鮮中央通信に掲載された南北会談の合意報道と共同声明文は次の通り。

北南高位級緊急接触

【板門店8月24日発朝鮮中央通信】22日、板門店で開かれた北南高位級緊急接触が24日に終わった。

接触には、北側から朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員、共和国国防委員会副委員長である朝鮮人民軍の黄炳瑞総政治局長(朝鮮人民軍次帥)と朝鮮労働党中央委員会政治局委員である党中央委員会の金養建書記が、南側から青瓦台国家安保室の金寛鎮室長と洪容杓統一部長官が参加した。

北と南は接触で、軍事的対決と衝突を防ぎ、関係の発展を図るうえで提起される原則的問題を真しに協議して同日、共同報道文を発表した。

北南高位級緊急接触の共同報道文は、次のとおり。

北南高位級緊急接触が、2015年8月22日から24日まで板門店で行われた。

接触には、北側から黄炳瑞・朝鮮人民軍総政治局長と金養建・党中央委員会書記、南側から金寛鎮・青瓦台国家安保室室長と洪容杓統一部長官が参加した。

双方は接触で、最近、北南間に高まった先鋭な軍事的緊張状態を解消し、北南関係を発展させていくための問題を協議して、次のように合意した。

1.北と南は、北南関係を改善するための当局会談を平壌、またはソウルで早期に開催し、今後各分野の対話と協商を行っていくことにした。

2.北側は、最近、軍事境界線非武装地帯南側地域で発生した地雷の爆発で南側軍人たちが負傷したことについて遺憾を表明した。

3.南側は、不正常な事態が生じない限り、軍事境界線一帯ですべての拡声器放送を8月25日12時から中断する。

4.北側は、同時に準戦時状態を解除することにした。

5.北と南は、今年の中秋を契機に離散家族・親せきの面会を行い、今後続けていくことにし、そのための赤十字実務接触を9月初めに行うことにした。

6.北と南は、多様な分野での民間交流を活性化することにした。

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