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北朝鮮が廃燃料棒の再処理を断行して、核実験を行うと警告したため、韓国政府は関連する技術を分析して代案を用意するために、「北核技術タスクフォース(TF)」を構成して運用すると明らかにした。

外交通商部の当局者が4日に、「北朝鮮の核問題で技術的な部分が徐々に重要になってきていることから、従来の検証TFを拡大、改編して、官民合同の技術TFを作った」と語った。

この当局者は、「TFは北朝鮮の核問題の技術的な部分を全て扱うことになるだろう」と言い、「特に、北朝鮮の再処理や核実験の動向を共有して、これが持つ技術的な意味を分析して対策を練る役割も果たすことになる」と付け足した。

北核技術TFは、去年政府が作って運用してきた北核検証TFを拡大したもので、外交部や国防部、統一部、国家情報院、青瓦台など外交安保分野の関係省庁の当局者はもちろん、核技術に詳しい民間の専門家も参加するという。

TFの団長は韓国の6カ国協議次席代表のファン・ジュングク北核企画団長が引き受けた。

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政府のこうした判断は、北朝鮮が6カ国協議の枠組みの中にいた時は、検証にフォーカスを合わせた対応が必要だったが、北朝鮮が廃燃料棒の再処理に乗り出すなど、6カ国協議の既存の合意を破って、更に2度と協議に参加しないと明らかにしたため、これ以上検証問題だけに限って状況を把握するのは困難だという判断が作用したようだ。

北朝鮮の労働新聞は3日に、核廃燃料棒の再処理措置について、「主権国家の堂々とした自主権の行使」と述べ、北朝鮮のパク・イチュン外相は4月29日にキューバで開催された非同盟運動(NAM)の閣僚級会議で、「6カ国協議に参加しないことは、確固不動である」と主張した。

韓国政府は3月にも、北朝鮮の長距離ロケット発射準備に対応するために、ウィ・ソンラク韓半島平和交渉本部長が団長の北朝鮮ミサイルTFを構成し、運用している。