北朝鮮の朝鮮中央通信は21日、外務省が声明を通じて「全面戦争も辞さない」という立場を明らかにしたことを報じた。

声明では、「わが軍隊と人民は、単なる対応や報復ではなく、わが人民が選択した制度を生命を賭して守るために全面戦をも辞さない立場にある」と強調している。

南北双方の緊張の高まりに対して、中国とロシアが自制を促しているが、声明では「 今になって、誰それのいかなる自制うんぬんもこれ以上情勢の管理に役に立たなくなった」と両国に対して牽制した。

一方、韓国軍は21日、「対北朝鮮心理戦用拡声器放送を中止しない」ことするつもりはない」としながら、強硬姿勢を取る方針を明らかにしている。

白次官は韓国国会の予算決算特別委員会で「北朝鮮が、我が国の要求した政治的、軍事的要求を受け入れず、態度に変化がなければ拡声器放送を続ける」と語った。

さらに、北朝鮮が朴槿恵大統領を射撃訓練の標的として使っていることに対して「自分たちの指導者の尊厳を論じる資格すらない」と激しく非難した。

北朝鮮は、48時間以内に拡声器放送の中止と設備の撤去を要求している。韓国政府は、その期限となる「22日午後5時30分(韓国時間)以降に、北朝鮮が拡声器に対する攻撃を行う可能性は充分予想されうる状況」(韓民求国防相)と見てさらに警戒を強めている。

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