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韓国軍によると、20日午後3時25分ごろ、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)が韓国軍が設置した拡声器に向かって射撃をしたことが明らかになった。

韓国軍は、北朝鮮軍が埋設したと見られる地雷が爆発し、兵士2人が負傷した事件をきっかけに、11年間中断していた拡声器による北朝鮮向けの放送を再開していたが、北朝鮮は「無差別な打撃を行う」などと警告を発しながら、激しく反発。拡声器を狙った訓練を強化していると韓国メディアが報じていた。

韓国軍関係者は、「北朝鮮軍が、午後3時25分頃、ロケット砲と推定される砲弾一発を京畿道漣川郡中面に向けて発射したことを感知装置で捕らえた。韓国軍は、ロケット砲が発射された地域に、155㎜砲弾数十発余りで対応射撃した」と明らかにした。

韓国メディアによると、北朝鮮の攻撃に対して周辺住民に退避命令が出された。北側から打たれた砲弾は山に落下したと見られる。現地の住民は、「17時08分頃に韓国軍が対応射撃をした」と語った。

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