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中国国家旅遊局が最近発表した「2015年上半期外国人入国現況」によると、今年上半期に中国を訪れた北朝鮮人の数が減少した。

資料によると、中国を訪れた北朝鮮人の数は89700人。前年同期の91800人より2.2%、昨年下半期より7.3%減少で、2年連続の減少となった。

ただし、これはあくまでも正式の手続きを経て入国した統計であり、脱北などの非公式ルートは含まれず、実際の訪問者はこれよりも多いと見られる。

北朝鮮人の中国入国目的を見ると、最も多いのが「就業」が52%。性別では男性が85%と圧倒的に多かった。就労目的で中国を訪れた北朝鮮人の数は47300人で、昨年同期の44000人より3300人増加している。

一方、ビジネス目的の訪問客は13700人で、昨年同期の17700人、2013年同期の25500人と比べると大幅に減少した。

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減少傾向の背景には、ここ数年の中朝関係の冷え込みがあるが、その一方で、両国の経済関係が完全に閉じられていないことを資料は示している。

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