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北朝鮮が核保有を宣言してから一ヶ月半が経ったが、まだ明らかな進展がない。この間、6者会談の関連国は北朝鮮を会談のテーブルに呼び出すために奔走した。

王家瑞中国共産党対外連絡部長が北朝鮮を訪問したが、 金正日から関連国が受諾しにくい条件のみを聞いて帰国しただけだった。アメリカはライス米国務長官のアジア巡回を通じて、”北朝鮮の核問題は6者会談の枠組みの中で解決しなければならない”という点を明らかにしつつも、6者会談をやみくもに待つことはできないと、国連安保理に持ちこむ意向を示した。

こうした中、胡錦濤主席の6月の訪北説が出回る。胡主席が訪北すると言っても北朝鮮が会談のテーブルに復帰するかはわからない。北朝鮮が結局、会談を拒否すれば、北朝鮮の核問題は国連安保理に持ち出される可能性が高い。  しかし、国連安保理で論議したとしても、北朝鮮の核問題が根本的に解決されるかどうかは未知数だ。金正日は自分の独裁体制維持のために、結局、核をあきらめることは困難であるからである。北朝鮮の核問題はすなわち、金正日政権の問題である。

それでは北朝鮮の核問題、すなわち金正日政権問題を解決する方案として、どのようなものがあるのだろうか。

黄ジャンヨプ北朝鮮民主化委員会委員長は、かなり以前から北朝鮮問題の解決の鍵は中国が握っており、韓国がどのような態度を取るかが決定的であると言及してきた。

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金日成総合大学総長、最高人民会議議長、朝鮮労働党国際担当秘書を歴任し、北朝鮮の最高指導部に40年間関わってきた黄氏は、北朝鮮政権の強みと弱点を最も正確に理解している人物である。果して、北朝鮮を決定的に変化させることができる大戦略は何であるか。2.10北朝鮮核保有宣言以降変化した、北東アジア情勢と、北朝鮮問題に対する黄氏の最近の見解である。

-黄氏は金日成・金正日が権力を維持してきた間、最も近くで彼らを見守って来た。金正日政権の最大の強みと最大の弱点は何であるか。

北朝鮮は小さな国だが、50年間戦争の準備をしてきた。軍国主義の北朝鮮は軍事力が一番の強みである。一番の弱点は経済と人権だ。北朝鮮問題を解決する際には、軍事的な方法を使ってはいけない。どうして一番の強みに触れる必要があるだろうか。核問題の解決の過程でも、経済制裁以外に軍事的攻撃は考慮しない方が良い。

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北朝鮮問題の解決に軍事的手段は考慮してはいけない

北朝鮮は戦争後、今まで核戦争を念頭に置いて軍事力を準備して来た。そんな彼らを相手にしようとすれば、それ以上の武器を使わなければならないのに、それは可能だろうか。 そのようにして金正日政権を崩壊させても無駄である。住民たちがおびただしい被害を被る。軍事的に勝利しても道徳的には敗れるようになる。イラクのようにしては失敗する。

戦力的な側面からも、可能性の側面からも、それ(軍事的な手段)は違う。他の方法は、経済や外交的な方法である。 北朝鮮の命綱は誰が握っているか。中国である。中国を通じて北朝鮮を扱わなければならない。外交的に中国を味方に引き入れてこそ、北朝鮮問題を解決することができる。

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-現在、中国は北朝鮮の変化を望んでいるか。

中国が金正日政権と同盟関係を結んでいる状況では、影響を与えることができない。今中国は、北朝鮮の要求は聞き入れながら、戦争だけはできないように阻んでいる。中国は金正日が南侵戦争をすることだけに反対して、残りの政策は内部で全て賛成している状態である。

中国の人々は、北朝鮮が改革開放することを切実に要求した。中国式に改革開放することは首領制度を無くして市場制度を全面的に取り入れることを意味する。開放を通じて外国の文物が入って来れば首領制度は否定される。北朝鮮の人々は馬鹿ではない。

しかし、首領制度をなくすことを金正日は決して受け入れない。金正日は中国が改革開放に乗り出した79年から計算しても、およそ25年の間、首領絶対主義の体制を維持してきた。したがって、首領絶対主義の体制に変化を持たらし得る改革開放には絶対に反対する。金正日が側近たちを集めて、一番悪口を言うのが、トウ小平などの改革開放派たちだ。金正日は絶対に中国式に従うことはない。

今の北-中、制度と理念の共通性はなし

-現在の中国と北朝鮮は、国家イデオロギーに似ている側面があると考えなければならないか。

中国が改革開放をする前に、北−中同盟は社会主義の共通性のために維持されていた。今中国は、政治的には社会主義を固守しているが、経済発展に邁進している。また、果敢な改革開放を推進している。中国の指導部は経済を通じて社会主義を完遂すると強調している。形式的に見れば、思想で社会主義という共通性があるように見えるが、内容は根本的に違う。北朝鮮は家父長的全体主義、首領主義である。中国はこれとは関係がない。同盟の基礎とならなければならない制度と理念では共通性がない。

-ロシアは北朝鮮にどのような影響を及ぼすことができるか。

既にロシアは北朝鮮から遠く離れた。準同盟国家になっているだけだ。制度的な同盟国でもない。また、ロシアは北朝鮮が軍国主義に向かうことを望んでいない。ロシアは北朝鮮に影響を及ぼすことができない。

-中国が金正日政権を保護する理由は何か。

一つは過去に関係が深かったということだ。もう一つは中国は金正日が崩壊すれば、韓国主導で統一し、結局、アメリカの勢力が入って来ると考えている。中国の最終的な競争対象はアメリカだから、これを許容しようとしない。

中国でも金正日が好きな人は誰もいない。中国は社会主義国家だが、首領崇拜を非常に嫌っている。金正日は中国や国際社会で、あまりにも多くの問題を引き起こした。今の核問題もその中の一つである。北朝鮮は中国に隠れて台湾ともしばしば会っている。中国もこうした事実を知っているが、北朝鮮を引き離せばアメリカが入って来ると考えるから、そのままにしているのである。

中国は ‘静かな朝鮮半島’を 願っている

−中国は現在、アメリカとの協力関係を維持しながら経済発展に邁進している。

中国が社会主義をあきらめたのではない。社会主義のためには経済を発展させなくては、社会主義を作ることができないと思っているのである。中国は最終的にアメリカと対決しようとしている。アメリカも現在、中国を包囲する形になっている。中国は今、経済成長をするまで我慢しているのだ。 しばらく高度成長に邁進しようとしているのである。中国はアメリカや日本と、しばらく協力しなければならない。中国から見たら韓国はまだアメリカ側である。それで中国はアメリカが北朝鮮に圧力をかけようとしても、これに反対し、対話で解決することを強調している。

中国が要求しているのは朝鮮半島の平和である。経済力でアメリカを追い越すまでは朝鮮半島が静かであることを願っているのだ。中国は10年ないし20年経てば、韓国と日本に反米勢力が成長して、アメリカが出ていく可能性もあると考えているのだろう。

-北−中同盟関係が決定的に強化されたのはいつか。

中国との関係は朝鮮戦争を通じて決定的に強まった。朝鮮戦争でソ連は後方から助けてくれ、前方に出たのは中国の軍隊だった。毛沢東が私たち(北)に話したのだが、中国は12個の関門を設定し、最後には再びパルチサンになることを覚悟して参戦したということだった。人海戦術で進んだのだが、米軍が原子爆弾を使えば東北、上海、北京、後には沿岸に入って行くという計画だった。

朝鮮戦争当時、中国軍100万人参戦、40万人死亡

中国は朝鮮戦争当時の参戦兵力が 100万人で、戦死者が 40万人だった。60年にモスクワ共産党会議で金一(本名朴ドクサン)が公開した資料である。当時、中国の軍隊は長期間にわたる抗日武装闘争を通じて、道徳的優越性を積んだ人民の軍隊の最高の模範だった。戦争の渦中でも北朝鮮の人々と甘苦を共にし、いつも模範的に仕事を助けて食べ物も分けあった。解放後、北朝鮮に進駐したソ連の軍隊は質の低い軍隊だった。囚人も多かった。しかし、戦争の時に中国の軍隊は、多くの北朝鮮の人の胸を打った。戦いも非常に勇ましかった。このため、北朝鮮の人々の感情が中国の方にかなり傾いた。

しかし、改革開放を実施した後、中国は北朝鮮に改革開放を提案したのだが、金正日が反対した。このため、90年代に入って相当な期間、関係が悪くなりもしたが、現在はまた回復している。北朝鮮は現在、中国に依存して延命している。 民間でも東北地方の朝鮮族とお互いに往来しながら、彼らの援助を受けて来た。

-アメリカと中国がどんな約束によって金正日政権の退陣に同意することができるか。

中国が憂慮していることは、米軍が鴨緑江まで入って来ることである。アメリカは中国のこの憂慮をとりはらわなければならない。アメリカの当面の問題は、北朝鮮の核を廃棄することである。したがって、アメリカは金正日政権の首領絶対主義さえ解体すれば良いという立場を中国に伝達した方がよい。首領絶対主義だけ解体されれば、中国式改革開放に向かうことができる。アメリカは現段階で、このような点を正確に指摘することが重要である。

アメリカは金正日以後の北朝鮮問題不介入宣言

アメリカは‘私たちは金正日政権が崩れても親米政権の樹立を望まない’という信号を中国に送らなければならない。 アメリカは北朝鮮の新しい政権に対し、‘ただ中国式に改革開放だけすればよい。そうすれば核と平和の問題は全て解決される’という立場を取った方がよい。

そのようになったらアメリカは金正日以後の政権が日本と関係を正常化しても高?ネいと考え、朝鮮半島の平和協定も進展するだろう。中国に向けても‘あなたたちは次の北朝鮮政権とずっと親しくしなさい’と言うメッセージを送るほうがよい。また、そのように行動で見せてくれなければならない。

このようなアメリカの態度にも中国が応えないで、今のように金正日と同盟関係を続けようとしたら、アメリカは中国に対して断固たる対応を取らなければならない。これ以上アメリカのパートナーとして待偶してはいけない。第一に、アメリカは台湾の独立を支持することもできる。これまでアメリカは中国との関係のために’一つの中国’政策を支持してきた。しかし、これ以上そのようにする必要はない。台湾と日本の核武装も支持することができると表明しなければならない。中国が死活をかけている通商関係も可能なレベルでEUと連携して、中国に対する制裁の立場を表明しなければならない。

-果してアメリカがそういう戦略と実際の行動を取ることができるであろうか。

中国は今、平和と高度成長が求められるのに、金正日のためにどうして被害を受けようとするのか。新しい北朝鮮政権は親中政権になる可能性もある。これが最も早い方法だ。 ところが、これを果してブッシュ政権ができるかということである。私は可能性が低いと思う。どうしてか。そうすることがアメリカの将来の発展と世界の発展に重大な利害関係をもたらすということをよく分かっていないからだ。アメリカは北朝鮮問題をまだ小さな問題として見ている。そのため、アメリカの人々が賛成する可能性は少ない。アメリカは日本の核武装化も反対するだろう。

北朝鮮問題の解決には韓国政府の意志が決定的な役割を果たす

どのような場合にアメリカは反対できないのか。

韓国政府だけ支持すればよい。韓国は朝鮮半島の主人である。私たちが金正日政権を平和的に崩壊させるために、中国を味方に引き寄せなければならないと主張すれば、アメリカも頭が上がらないだろう。主人が支持するのに誰が反対するのか。私たちが強く主張し、朝鮮半島問題の解決策を提示すれば、アメリカもついて来るしかない。金正日政権の命脈は中国が掌握しており、中国を北朝鮮から引き離す鍵は、決定的に韓国政府が握っている。

-韓国ではむしろアメリカを遠ざけて北朝鮮と中国を抱えこもうとする試みをしているが。

これはアメリカにも過ちがなくはない。アメリカは韓国で反米思想が流行るのを見逃した。韓国では親北朝鮮反米勢力が成長しているのに、それを阻止するための行動を起こしていない。反米の雰囲気に不満だけ持ち、このような思想を阻むための活動はしていない。韓−米同盟の必要性と民主主義連帯の大切さを広報しなければならない。

親中政権の樹立は心配しなくてもよい

一部では北朝鮮に親中政権が樹立されることを心配しているが。

一部の人々がこの方案に反対している。北朝鮮が中国側に付いてしまえば統一もできなくて大変ではないか、中国がこの先ずっと北朝鮮を持って行くのではないかと心配する。 そのような心配は絶対にする必要がない。中国は北朝鮮を領土として欲張るほど余力があるわけではない。北朝鮮に入って行って何の利益を得るといって、中国が北朝鮮に直接入って行くのだろうか。結局、北朝鮮の住民たち自らが自分たちの運命を決める結果となるのに、心配する必要があるのだろうか。

-北朝鮮に変化がある時、中国軍が北朝鮮に進駐する可能性はあるだろうか。

中国の人々は決してそのようなことはしない。中国は満洲に駐屯する必要がない。堪えていれば良いのに、どうして入って行って紛乱を起こそうとするのか。既に多くの民族紛争があるのに、そのような問題を起こす可能性はない。そのような心配をする必要はない。米軍が入って来ることを恐れるのであって、北朝鮮の領土を占領するという欲心はないと思わなければならない。

-金正日政権だけが交代すれば、次の政権の外交的性向は大きな問題にならないという話か。

金正日政権さえ消えれば、最も重要な問題が一応解決される。すべての悪と不幸の根源はまさに金正日であり、首領絶対主義である。金正日が除去されれば、その波及効果はおびただしい。北朝鮮におびただしい変化がもたらされるだろう。北朝鮮に資本が入って行き、技術が入って行き、脱北者たちも入って行って事業を起こせば、政治、経済的に何の問題もない。熱心に働いて南側について行くようにしなければならない。当分は北側が経済成長に専念できるような社会の雰囲気を作って行かなければならない。

金正日政権さえ除去されれば半分は統一したようなもの

 金正日政権さえ除去されれば半分は統一したのも同然である。そのため、統一事業のためにも金正日政権は早くとり除かなければならない。このようになれば、どれほど大きな意義を持つか。親中だの、親米だの、今の状況で論ずる必要はない。

-世界化の重要な内容として、世界民主化にならなければならないということが強調されているが。

 今、世界化は阻むことができない。人々がよいと言おうが悪いと言おうが、世界化は阻むことができない流れだ。世界化は、国家を基本単位にする生活から、全世界を単位にする生活単位の変化を意味する。これは大きい変化であるため、考えられるように容易ではない。どんな方法で世界化を実現するのか、考えなければならない。  過去、共産主義は階級主義で世界化しようとしたが、失敗が確証された。これからは民主主義で世界化しなければならない。これは歴史の必然的な成り行きである。

-ブッシュ政権も ‘自由の拡散’を強調しているが。

アメリカからそのように出てこなければならない。アメリカは最初に人種的な差別を無くし、階級的差別も撤廃した。 アメリカは民主主義先進国であると同時に、世界の最強国だ。それならばアメリカが先頭立たなければならない。アメリカだけを合衆国として維持するのではなく、全世界を単位にした合衆国ができる。アフリカ人やアジア人が、人種的に西欧社会におくれなければならないという理由はない。十分な個性と能力を持っている。民主主義を通じた世界化が、こうした人たちの能力を高めるのに非常に必要である。

世界的な民主主義連合国を作らなければならない。西側の先進国がこの仕事をリードしなければならない。すべての民族と国家の運命の責任を共に負わなければならない。そうすれば私たちの南北統一がどれほど重要な役目を果たすのか、分かるようになるだろう。

統一韓国は世界の民主化で決定的役割を果たすであろう

北朝鮮の民主化と統一韓国が世界の民主化において占める意味は何であるか。

北朝鮮はアメリカと中国、アメリカとロシア、韓国と日本などの葛藤を誘発させて、自分の利益を得ようと考えている。金正日政権は最も悪辣な独裁政権である。韓米日は、中国とこの独裁政権の連帯を切らなければならない。私たち周辺国であるアメリカと中国、日本と韓国が連帯を強化すれば、世界の民主化は早く進行するだろう。EUも賛同してインドもついて来るようになる。世界の民主化を推進すれば、どれほど大きな力になるか。統一韓国の位置は、世界民主化にとってこれほど大きな課業であるということを、アメリカを含めた周辺国が理解しなければならない。

-金正日政権の崩壊後、私たちが真っ先に推進しなければならないことは何か。

北朝鮮を民主化して金正日政権を追い出した後、第1段階として、中国式改革開放をすることである。改革開放の問題が朝鮮半島の平和問題や核問題だけでなく、世界民主化の問題として、根本的な利害を持つようになる。北朝鮮問題を朝鮮半島の問題としてだけ見ずに、世界民主化の問題として見なければならない。

民主主義はデモだけで成り立つのではない

-盧武鉉大統領は過去の歴史の問題の清算を叫びながら歴代政権に対して一方的な攻撃を断行している。 民主主義発展の観点で歴代政権を評価するならば。

民主主義はデモだけで成り立つものではない。通りでデモばかりして民主主義国になったら、民主主義先進国にならない国があるだろうか。何よりも経済が発展しなければならない。この間、韓国の社会構成員たちが大きな役目を果たしてきた。教授、工場労働者、皆が民主主義の発展に大きく貢献したのだ。宗教家たちも民主主義の発展に大きく貢献した。無条件にデモばかりして発展するものではない。民主主義は政治と経済、文化、全てが発展しなければならないのだ。単純に制度だけ発展させたからといって、民主主義が可能になれば、封建社会でも制度さえ改めれば民主主義が可能だという話になるが、それは不可能だ。制度だけを持ったとしても民主主義になるか。すべての人が心をあわせて努力してきた結果である。

-北朝鮮の核問題などの懸案を解決する際、どんな姿勢を取らなければならないのか。

共産主義との闘いで、暴力はだめで対話だけにしなければならないと主張する人がいる。このような人々は共産主義を知らないのである。北朝鮮は首領独裁国家だ。’平和主義’は平和を金正日に物乞いする様相を帯びている。絶対に、そのようにしてはいけない。真の平和のためには民主主義の力を育てて、独裁の力を弱めなければならない。戦争を起こしたり、核を開発すれば、国際社会の冷酷な処罰が下るということを知らせてやらなければならない。アメリカの経済力と科学技術、軍事力なしに、冷戦を解決することができたのか。 核兵器のような暴力には断固とした対応をとることで、平和を守ることができる。