北朝鮮の平壌で4月、大学生が韓流ドラマを視聴した罪で大量に処罰されるという異例の事態が起きたと米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。視聴した韓流ドラマの内容が問題視されたという。

北朝鮮で韓流ドラマの視聴は処罰の対象だが、裏コンテンツとして定着している。取り締まりにも限界があるため、ここ最近は比較的緩かったが大学生たちが処罰されたという。どうやらドラマの内容が当局に目をつけられてしまったようだ。

大学生たちが見たのは「ツツジの花が咲くまでに」。これは「喜び組」に所属し、後に脱北した申英姫(シン・ヨンヒ)さんの手記を原作にしたドラマだ。原作は日本語に翻訳され「私は金正日の「踊り子」だった(徳間文庫)」という邦題で出版されており、喜び組をはじめ北朝鮮の内部事情が赤裸々に記されている。

若者の「好奇心」かき立てる

平壌市の大学に通学するRFAの消息筋は次のように語った。