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北朝鮮当局は「物理障壁」として、6月初めからロシア製の高さ1.6メートルの鉄条網を国境沿いに設置する作業を開始した。その上に4本の電線を設置し、合わせて2メートルの高さにした。

さらに、足あとがつきやすいように河原に砂を敷いたり、刃と釘を打ち付けた板を設置するなどの作業に加えて、鉄条網のそばに、わざわざ幅4メートル、深さ3メートルの「落とし穴」を掘る作業を始めたのだ。しかし、なぜか時間がたつとこの作業が中断される。

両江道(リャンガンド)の情報筋は「作業が中断された理由は、落とし穴には脱北を防ぐ効果がないことが判明したからだ」と語る。

「掘削機械なしで、すべて手掘りの作業だ。こんなやり方では数百キロに及ぶ中朝国境すべてに落とし穴を掘るには数十年かかる。まったく馬鹿げた計画だよ」(内部情報筋)

咸鏡北道(ハムギョンブクト)でも、同様の計画が進められたが中断されたという。

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