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北朝鮮が一方的に6カ国協議に参加しないと宣言し、更なる挑発の可能性がささやかれる中、北朝鮮の機関紙労働新聞が21日に韓米同盟について、「その危険性と好戦的な性格が一つ一つ現われた」と言い、「北侵を狙った戦争同盟、侵略同盟」であると主張した。

この日、北朝鮮のオンライン媒体「我が民族どうし」によると、同新聞が「北侵の軌道に疾走する戦争同盟」という論評で、「我々共和国の平和的な人工地球衛星の打ち上げに言いがかりをつけて、外勢とひそかに通じて北侵のための軍事的冒険に乗り出そうとする李明博らの盲動はますます無分別になってきている」と批判した。

新聞はまた、最近韓国とアメリカが戦闘機を互いに取り替えて乗り、空中作戦を実施したことを指摘して、「空中からの先制打撃のための、南朝鮮とアメリカの『連合作戦態勢』の完備を直接確認して、北侵戦争の共助を一層強化するための策動で、我々に対する容赦できない軍事的挑発であり、厳重な敵対行為」と主張した。

20日にはイ・サンヒ国防長官が国会の予算決定特委の全体会議で、「北朝鮮は今までしてきたように、意図していることを実施するために地上や海上、空中で局地的な挑発を敢行する可能性がある」と述べ、「韓国軍はあらゆる可能性に備えて、韓米連合のレベルで確固とした備えの態勢を整えている」と語っている。

新聞は更に、アメリカは「朝鮮半島での緊張の激化と北侵戦争の挑発を追求する危険な好戦勢力」と言い、韓国政府は「侵略的な外勢にへつらって従い、汚い核戦争を行う奴になり、ためらわずに乗り出す容赦できない売国逆賊の集団」と付け加えた。

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新聞はまた、「災難を阻むためにはその禍根から根を絶たなければならない」と主張し、「我々の無敵必勝の自衛的抑制力は、内外の好戦勢力のいかなる軍事的挑発策動も断固として阻止し、粉砕するだろう」と述べている。

また、「アメリカと李明博逆徒は我々の共和国に反対する軍事的挑発行為が、みのを着て火事場に飛び込むような自滅行為になるということを肝に銘じて、無謀な軍事的騷動を収拾しなければならない」と新聞は強調した。

こうした北朝鮮の反応には、今後挑発的な行動を取る可能性がある名分を用意すると同時に、朝鮮半島の緊張が高まる責任を韓国に押し付けようとする意図があると分析されている。