21日に開城工団で開かれる南北政府間接触のために、20日に統一部のキム・ヨンタク開城工団事業支援団長を含めた韓国側の参席者が訪朝することになり、その計画が北に伝えられた。
統一部のキム・ホニョン報道官は「行く人のうち、1、2人は既に知らせた。明日行く人たちの名簿は北側に送った」と述べ、「出境計画には名簿が含まれているだけで、名簿と写真、人的事項、職責を整理したアルバム形式の文書はまだ伝達していない」と伝えた。
キム報道官によると、韓国側の人員はキム団長を含めて7人程度であるという。政府はまた、北朝鮮の参席者名簿を北側に要求したが、まだ北から参席者の名簿が送られてきていないと伝えた。
だが、北朝鮮が「開城工団に関連している責任ある政府当局者が来るように」と韓国側に伝えているため、北朝鮮からも開城工団の関係者が来ると思われる。開城工団を管理する中央特区開発指導総局のキム・イルグン総局長などの名前もあがっている。
キム報道官は今回の南北接触について、「韓国国民の身辺の安全に関する問題と、開城工団の安定した発展に役立つ方向で行われるように努める」と言い、「(北朝鮮の立場による)多角的な対応方案を用意するなどしている」と話した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面一方韓国政府は、北朝鮮が韓国政府の大量殺傷武器拡散防止国z(PSI)への全面参加の方針を強く批判し、「脅し」を続けていることに対して、「PSIは特定の国家を狙ったものではなく、南北関係とも別個の措置であり、対決や宣戦布告ではない」という立場を再度確認した。
18日に北朝鮮軍総参謀部の報道官が記者会見で、韓国政府のPSI全面参加の計画に対抗して、「ソウルは軍事分界線からわずか50km」などと発言している。
これに対してキム報道官は、「政府は北朝鮮によって繰り返される脅しと緊張醸成行為を嘆かわしく思っている」と言い、「そうした言動が朝鮮半島の平和と安定、そして南北関係の発展にとって何の役にも立たないという点を重ねて指摘する」と語った。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面また、「北朝鮮がPSIを自分たちを狙った措置として受けとめれば、南北関係の懸案になるのではないか」という質問には、「それは北朝鮮の主張に過ぎない」と言い、北朝鮮を狙ったものではないという既存の立場を繰り返した。
だが、政府がPSI全面参加の発浮