国連の分析によると、韓国の平均寿命は2050年に87.7歳、2100年には93.6歳まで伸びると予想されているが、こうした世界的な流れと同様に、北朝鮮では高齢化も進むものと予測されている。
国連は、現在は12.5%にとどまっている北朝鮮の高齢化率が、2050年には24.4%に達すると分析。また、平均年齢も33.9歳から2050年には41歳、2100年には46歳に達すると見られている。
韓国の平均年齢は2050年には53.9歳に達し、日本の53.5歳より高齢化が激しくなるとの見通しだ。
また、北朝鮮の人口は現在2520万人で、当面の間は増加を続け、2050年には2680万人に達するが、それ以降は減少に転じて2100年には2500万人まで減少するものと思われる。現在5000万人を超えた韓国の人口は、2035年以降減少に転じて、2100年には4000万人まで減少するものと思われる。