人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

第2自然科学院は、朝鮮労働党機関事業部直属の機関で、本部は平壌市の龍城(リョンソン)区域龍城2洞にあり、附属機関は順安(スナン)区域と江西(カンソ)区域にある。傘下には60あまりの研究機関があり、基地と研究施設を専門的に建設する第7号、第14号特級建設連合企業所などもある。

海外の要員が軍事情報を収集

第2自然科学院について徐事務局長は次のように説明した。

「ミサイル開発を主導しているのは第2自然科学院傘下の166研究所。これは北朝鮮のミサイル開発を担っている核心機関で、ミサイル研究所の中で最大規模を誇る。旧ソ連のミサイル専門家が20人ほど勤務しており、1991年以降に亡命した彼らは北朝鮮から特別待遇を受けて、北朝鮮の兵器開発に協力している。
また同研究所には、中東の国々と武器開発の共同研究を行うため、現地に派遣される研究者もいる」

さらにソ事務局長は、自然科学院の武器開発の過程について次のように説明した。