北朝鮮当局が、国家が国民に視聴を禁じている韓流ドラマなどの「不法映像」に対する取締を強化している。2012年には、外国映画のDVDを大量にコピーして市場に流通させていた業者を、見せしめとして公開処刑したほどだ。

そうした現状の中、北朝鮮住民たちの関心は、取り締まりの強化で見づらくなった映像から「非公開図書」――つまりは禁止された書籍に移りつつあるという。

平壌市内の「大同江書店」。売られているのは公式に発売された本だけだ。(画像:読者提供)
平壌市内の「大同江書店」。売られているのは公式に発売された本だけだ。(画像:読者提供)

平安南道(ピョンアンナムド)の内部情報筋が米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に語ったところによると、北朝鮮において一般国民がプリンターを当局の許可なく所持することは、スパイ罪に問われるほどの重罪である。その理由は、反体制ビラや偽札を印刷できるため、というものだという。