北朝鮮で19日、地方議会にあたる道・市・郡人民会議の代議員選挙が実施された。代議員の任期は4年。

朝鮮中央通信によれば、金正恩第1書記も平壌市内の投票所を訪れ、市と西城(ソソン)区域の代議員候補者であるトロリーバス運転手と電気機関車工場の職場長に投票した。

同通信はまた、朝鮮労働党などの主要幹部らの投票も伝えているが、その中では故金日成主席の実弟である金英柱(キム・ヨンジュ)最高人民会議常任委員会名誉副委員長についても言及されている。同副委員長は現在、95歳。

地方人民会議は各地域の予算と法執行対策をまとめるほか、自治体首長に当たる人民委員会委員長と副委員長、裁判官と人民参審員(陪審員)らを選出する。

代議員は事実上、朝鮮労働党から候補として推薦を受けた時点で決定され、人民会議も党の決定に従属する。ただ、地方経済や人民生活に関してはある程度、地域レベルで独自の施策を進めることができるとされる。

金正恩氏や主要幹部らの動向を伝えた、朝鮮中央通信の記事全文は次の通り。

金正恩元帥が道・市・郡人民会議代議員選挙に参加する

【平壌7月20日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党第1書記、共和国国防委員会第1委員長、朝鮮人民軍最高司令官の金正恩元帥が19日、平壌市人民会議代議員選挙のための第107号区第102号分区、西城区域人民会議代議員選挙のための第102号区選挙場へ出向いて道・市・郡人民会議代議員選挙に参加した。

金正恩元帥は、平壌市人民会議代議員選挙のための第107号区第102号分区の委員長から選挙票を受け取って、平壌市人民会議代議員候補者であるリョンモッ・トロリーバス事業所駅前大隊運転手のホ・ミョングムさんと西城区域人民会議代議員候補者である金鍾泰電気機関車連合企業所第2加工職場職場長のシン・スンテ氏に投票した。

金正恩元帥は、両代議員候補者に会って談話を交わした。

元帥は、党と領袖、祖国と人民への真の奉仕精神をもって共和国の強化発展のために燃えるような衷情と愛国の情熱を尽くして献身してきた彼らの功労を評価し、今後も人民の代表らしく社会主義のわが国を天下第一の強国、人民の楽園に建設するためのたたかいにおいて自分に課された崇高な自覚と本分を全うするように鼓舞、激励した。

黄炳瑞、朴奉珠、李載佾、金與正の各氏が同行した。―――

党・国家の責任幹部、道・市・郡人民会議代議員選挙に参加

【平壌7月19日発朝鮮中央通信】党・国家の責任幹部が19日、各地の選挙場へ出向いて有権者と共に道・市・郡人民会議代議員選挙に参加した。

金永南氏は、平壌市第117号選挙区第62号分区で、崔龍海氏は平壌市第169号選挙区第62号分区で市と区域人民会議代議員候補に投票した。

崔泰福、楊亨燮、姜錫柱、金英柱、崔永林、金養建、郭範基、呉秀容、金平海、盧斗哲、崔富一、趙然俊、太宗秀の各氏、朝鮮社会民主党中央委員会の委員長と天道教青友党中央委員会の委員長は、当該選挙区分区で地方人民会議代議員候補に投票した。

党・国家の責任幹部は有権者に会って鼓舞し、彼らが共和国公民としての革命的本分を全うするとの確信を表明した。---

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