新華社通信によると、中国側は1136万ユーロ(約15億円)を投資。割合は中国7:北朝鮮3で、中国側は資金、建物、設備などを用意し、北朝鮮側は、土地を用意する。契約は去年3月に取り交わされ、経営期間は25年だ。
工場は、平壌市内の力浦(リョッポ)区域の紹新(ソシン)1洞に建てられ、「金梅」ブランドで小型、中型、大型の様々な車種のトラックのノックダウン生産を始めた。生産されたトラックは、すべて北朝鮮国内で販売される。年間生産能力は2万台だが、またテスト生産の段階なので、累計生産数は295台、販売数は226台に留まっている。
在平壌の中国大使館はホームページで、李進軍大使が9日と10日に金平の工場を訪問したと明らかにした。また、天津の地吉特尔貿易有限責任公司と朝鮮食品日用品工業省との合弁会社「平壌自転車合営会社」も合わせて訪問した。こちらの会社は、2005年10月から「モランボン」「疾風」の商標で自転車を生産している