人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

しかし、フィンランドの移民局ハンナ・カウト(Hanna Kautto)広報局長は15日、RFAに「今年1月から6月まで、フィンランドに亡命申請をした北朝鮮国籍者はいない」と明らかにしたという。

さらに、亡命申請後の承認手続きが進行しているケースも否定。フィンランドに亡命した場合、国境警備や警察の取り調べ過程で亡命を申請することから、関係当局には必ず報告されるという。

さらに、「李氏は北朝鮮の生体実験について欧州議会で非公開の証言をする予定だ」と報道されたが、欧州議会は「欧州議会議員が個人的に招待状をした可能性はあるが、欧州議会レベルの証言は、予定されていない」と電子メールを通じてRFAに明らかにした。

こうした取材内容から、RFAは人体実験に関する北朝鮮研究者の亡命は事実ではないと結論づけている。

【関連記事】
北朝鮮「生物兵器を生産」の指摘に激しく反発
「北朝鮮は13種の生物兵器を保有」